開業の設備における
考え方をお伝えします。
知ることで皆さんに
お伝えしている美容業は
🟠知ってる
🟠知らない
だけで大きな差がつく
というのがよくわかると思います。
ぜひ参考にしてください。
シンプルなサロンを
価格帯が高いのでシンプルな作りで
物が少ないサロンがオススメです。
考え方として
” 好まれる店 ”
というより
” 嫌われない店 ”
を目指しましょう。
『不要なものは１００円でも買わない』
↑この姿勢が大切です。
もちろん内装はアナタの自由。
ただホームページとの整合性は
意識するようにしてください。
床・壁
原則明るいホテルのような壁紙を推奨します。
床はいいですが壁は暗くすると
室内が狭く見えてしまいます。
広くても作りが悪いテナントなども
あるので気をつけましょう。
モルタル壁は一定層嫌がるお客様が
いるので注意が必要です。
天井
天井は作る作らないは
どちらでも大丈夫です。
剥き出しよりも天井があった方が
高級感があっておすすめです。
ただかなり値段は上がるので
どうするかはオーナー次第。
天井の高さは最低限の高さはないと
開業できませんが低くても平気です。
例えば病院の手術室などは広々とした
空間ではなく天井が低いそうです。
これをカテドラル効果といい集中力増して
作業ミスが起きにくいと言われています。
外看板
基本的にテナントには
看板設置面があります。
そこに無理して設置する必要はありません。
要はお客様がわかるよう
目印があれば良いのです。
ですので看板は小さくても構いません。
平気で
「でかい看板入れましょう」
とか業者に言われますが看板を見て
お客様が入店することはないほぼないです。
なので表札みたいなものでもOK。
今の人は外看板を見てないですし
当システムの集客は全てネット認知。
もちろん大きくても自由です。
外看板（メニュー表）
これは絶対出してはいけません。
なぜなら値段で判断されるからです。
価値を伝えていないのに
値段で判断されると
” 見込み客であるお客様も来なくなる ”
ので出さないように。
わざわざお金を払って看板を作り
結果お客様を遠ざけてしまう・・・
本末転倒とはまさにこの事です。
待ち合い
そもそも待合はいるのか？
という話です。
うちの場合は完全予約制。
ですので正直あまり
お待たせすることがありません。
お客様がきたらうちの場合はそのまま
セット面に通してしまうので。
コチラはソファータイプ。
これで3名座れビューティーガレージで
15000円で手に入ります。
ただ使わないので今は外しカウンターを
壁につけ小さな椅子を用意してます。
傘
駅前ならコンビニがあり傘が売ってるので
基本的に用意は不要だと思っています。
貸す/貸さないも
互いの負担になります。
コンビニに行くまでに使う傘を
一時的にお貸しするぐらいで良いかと。
個室/半個室
・長時間のカウンセリングをする
・差別化する
ということで個室か半個室、
せめて間仕切りを用意してください。
ホームページにそのように記載しております。
カウンター
全てのセット面の下に
カウンターをつけると
・貴重品
・飲み物
・スマホ
が置けるので便利です。
基本的にはこの上にタブレットだけ
置いておくイメージです。
タブレット
楽天マガジンを使用すれば月々３００円
で本が読み放題。
雑誌などの費用が少なく済みます。
ただもし私が次に直営で出店する場合
タブレットすら用意しないと思います。
もちろん紙の雑誌も不要。
そもそもお客様はスマホを持ってますし
コレけっこう壊れるんですよね・・・
落としたり、画面割れしたり。
ipad等だと10万ぐらいしますし
セット椅子３面で30万ですからね。
よく考えて導入したいものです。
クレジット端末
必ずクレジット払いは導入してください。
クレジット会計は大きい端末を導入する
必要なくスマホ/タブレットで済みます。
”スクエア（https://squareup.com/jp/ja）”という決済サービスを使えば簡単にできます。
・月額費無料
・手数料3.25%
・導入費無料
です。
レシートはSMSで送れますし
なんなら印刷もできます。
そもそもデジタル時代に
紙のレシートは不要でしょう。
うちは契約書、領収書、請求書
全てデジタルです。
またうちの場合はスクエアをタブレットで
使用してますがスマホでもできます。
いずれにせよスマホでもタブレットでも
対応している端末を選ぶのが必須です。
私の知り合いの経営者でクレジット決済に
・月額費8000円
・手数料５.5%
・導入費5万円
という方がいました。
本当に無知ってだけで損してしまいます。
レジカウンター
当たり前のように必要と思うかも
しれませんが不要だと思ってます。
飛び込みは来ないですし席で
お会計をすれば問題ありません。
レジ
レジスターも不要です。
席でお会計をすれば問題ありません。
お会計は全てスタッフの
お金で対応してもらいます。
なのでレジって実はいらないんですよ・・・
レジ締め、レジ準備、どちらも入りません。
固定電話
このようなコンパクトなもので十分です。
入り口に置くケースが多いですが
スタッフルームにおくのが理想的。
鳴るとお客様が気を使います。
原則電話に関しては後から
かけ直せば問題ありません。
ただもし私が次に出店する場合固定電話で
なくクラウドフォンにすると思います。
クラウドフォンはご自身でお調べください。
洗濯機＆乾燥機
タオルレンタルはおすすめしません。
何社も比べて使った経験がありますが
基本的にニオイがかなりきついです。
なので洗濯機を置きましょう。
乾燥機はガス乾燥機が理想ですが
電気でも問題ありません。
電気の方が乾くまで時間がかかります。
またサロン内で干している
ところがいまだにあります。
しかもそれが外から丸見え・・・
絶対やめましょう。
経費を削るところが間違っています。
クッション
このようなクッションを用意してる
サロンが多く見受けられます。
まず人形や座布団/クッションなどは
一定数嫌がるお客様がいます。
いろんな方の肌に触れるものですから
「綺麗ではない」
という認識をもつお客様がいるんですね。
” 好まれる店 ”
より
” 嫌われない店 ”
というのはこういった部分です。
洗えない上に置く場所も必要ですし
リピートに影響ないので不要です。
モップ
うちのサロンはどっちかというと
綺麗な方だと思います。
男性客がいないというのもありますね。
「モップでふいているんですか？」
と聞かれるんですがドライヤーで毛をはらって
ちりとりで軽く掃いて終わりです。
電子レンジ
うちのように完全予約制だと不要ですね。
飲み物
紅茶、お茶、コーヒーのみです、
あと不要で売上に影響しません。
ワゴン
ワゴンには
・カットクロス
・カラークロス
・保護クリーム
・シザーケース
・アイロン
・イヤーキャップ
をおいておきます。
シザーケースは腰からかけず広げて
使用する収納タイプがおすすめです。
そもそも常にシザーケースを
つけている必要がないです。
ワゴンは内装に対して適切なものを
選びましょう。
イヤーキャップ
シリコン製のものがおすすめです。
ビニールはやめましょう、
安価なイメージが付きます。
セットミラー
主張が強くなく店内の雰囲気を壊すことがない
どんな内装にも合わせやいセットミラーです。
・値段
・デザイン性
・耐久性
どれも非常によくオススメです。
オーディオ設備
有線やスピーカーそのための
配線は全て不要です。
こんなところに
いちいちお金をかけない。
うちの場合コレとオーディオ機器で
Bluetoothで繋いでます。
１５坪ぐらいのサロンなら
全てこれでカバーできます。
中には著作権フリーのBGMを無料
ダウンロードしておけば問題なし。
音楽は洋楽とかではなくスパや
カフェミュージックでお願いします。
USENだと
・初期費用 33,000円
・工事費用 22,000円
・年間費用およそ6万円
かかりますのでご注意を。
トイレに必要な場合
ウォシュレットのタイプにも
よりますが必要な際は入れましょう。
お客様は全て女性です。
自分で壁に簡単に設置できます。
防犯カメラ
防犯カメラはスタッフがいる場合は
個人的には入れることをおすすめ。
業者には依頼すると５～6万円します。
なので自分でつけましょう。
これなら簡単に天井につけれます。
領収書・ゴム印
領収書をだすときに使います。
シャンプー台
うちで導入してますがシャンプーボールに
椅子がついて２０万はコスパ良すぎます。
首を支える作りにもなっており
お客様からの評判もいいです。
シャンプー台ブランケット
シャンプー台にプランケットは必須でしょう。
こちらはブランケットではなく
毛布ですがうちで使用しています。
触り心地が良くお客様を
包み込んでくれる大きさがあります。
シャンプー時のフェイスシートは
必ず使い捨てのものを使用しましょう。
ストレートアイロン
こちらの購入はホームページにも
記載してるので必ずお願いいたします。
ビューティガレージで購入ができます。
コテアイロン
そこまで使用しませんが用意が必要です
26＆32mmがあれば十分です。
ご自分が使いやすいもので構いません。
うちはコレです。
ドライヤー
壊れにくく値段も安価で
風力もあるのでおすすめ。
＊もちろんドライヤーもなんでもいいですが
配線関係は全て黒にしましょう。
延長コードなどは黒が理想的で
配線は白いと汚れが目立ちます。
スルスルコーム
シリコン除去の際使用する電動コームです。
Amazonやネットで手に入りますので
こちらを使用ください。
茶碗
薬剤を入れる容器です。
通常のサロンが使うものだと
プラスチック製だと思います。
１００均でこのような黒い
黒い陶器を購入しましょう。
陶器にすることでお客さま
への見栄えが全然変わります。
目が細かいテールコーム
ストレートでアイロンする際は
目が細かいほど良いです。
スタッフのも意識してください。
プラスチック製のカップ
シャンプー台の１台おいておくと重宝します。
ヘッドスパの際使用するので
用意しておいてください。
写真のような注ぎ口があるでしたら
なんでも構いません。
加温期
不要です、
費用も場所もムダにしてしまいます。
まとめ・・・
いかがだったでしょうか？
「確かにいらないな・・・」
こう思うことも多かったはず。
・工数を減らし
・費用も減らし
・体積も減らす
これが余裕のある経営の考え方です、
もちろん好きな物を入れて
いただいて構いません。
ただ経営者であるアナタに
知っておいてほしいことは
” 素人な経営者 ”
ほどあれもこれも増やしたがる。
誰でもできるんですよ・・・増やすのって。
私の耳にもいろんな声が入ってきます。
「コレは入れないんですか？」
「コレ増やさないんですか？」
こうゆう声ばかりです。
大切なのは減らしながらもどう
お客様が満足できるか熟考することです。
ぜひ参考にしてくださいませ。